杉山薫(20=BIPROGY)が、奥原希望を破り、初優勝を果たした。「全日本総合で優勝できてうれしい。これからも活躍できるように」と笑顔を見せた。
初対戦の16年リオ・オリンピック銅メダリスト相手に奮闘した。「まずは自分のプレーを出し切る、奥原選手の良いスマッシュにも食らいついていくという気持ちで入りました」。
第1ゲーム(G)は、「頑張っていたらチャンスはある感じだったが、自分からミスをしてしまいました」と17-21で落とした。
しかし第2Gで反撃。序盤は5連続点を許して、1-5とされたが、ここから怒濤(どとう)の8連続ポイント奪うなど、得点を重ねて、ゲームカウントで並んだ。
ここで奥原が第3Gを前にまさかの棄権。杉山は、「2G目の前半で足を気にされていたので痛かったのかなと思います」と、どこか複雑な表情を浮かべた。「思わぬ形で、終わってしまったが、ここまで来て試合をすることができてうれしかったです」と控えめに喜んだ。
「今後は日本だけではなく、世界で活躍できるようになりたいです」と宣言した。五輪メダリストとの初対戦で「相手のショットに学ぶものがあった。盗んでいけるように」。貴重な体験を来年の飛躍の糧とする。


