フィギュアスケートのアイスショー「プリンスアイスワールド」東京公演が19日、西東京市のダイドードリンコアイスアリーナで開幕し、1月5日に現役引退を発表した本田真凜さん(22)が、プロスケーターの第1歩を踏み出した。ゲスト出演し、ショー用にアレンジした今季のフリー曲「リトル・マーメイド」を熱演。「出番を待っている時は緊張したけど、すごく幸せな気持ちで『ありがとうございます』の思いだった」とプロ初演を完走した。
夢に見た舞台だった。イベント後、幼少期の取材で「アイスショーに出たくて試合を頑張っている」と答えたというエピソードを披露。16年の世界ジュニア選手権女王は「それくらいお客さんに楽しんでもらうことが好き。今、その場所に来たので、もっといろんなジャンルの演技ができるように頑張りたい」。新天地でも研さんを重ねていく。
憧れの先輩からも刺激をもらった。幼いころに演技を見て感銘を受けた高橋大輔さんと共演。「久しぶりに生で見られた」と感激した様子で、今も観衆を魅了する姿に「大ちゃんのように、いろいろな表情をスケートで表せるようになりたい」と思い描いた。本田のスケート人生「第2章」が幕を開けた。【勝部晃多】


