静岡聖光学院が決勝で東海大静岡翔洋を12-10で下し、2年連続13度目の優勝を飾った。昨年末の全国高校ラグビーに出場し、新チーム始動から、わずか19日で今季初のタイトルを獲得した。3位決定戦は清水南が48-26で浜松工に快勝した。今大会上位4チームが、来月17日に開幕する東海大会(愛知県)に出場する。
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新生・静岡聖光学院が県王座を守った。2年ぶりの優勝を目指す東海大静岡翔洋との対戦で、2度にわたるビハインドをはねのけ、シーソーゲームを制した。1月から指揮を執る細野太郎監督(41)は「選手は体を張って、よく頑張ってくれた」とたたえた。
前半8分、先制トライを許し0-5。一進一退の攻防が続いた同21分、SO古瀬荘(2年)が、3戦連続となるトライを左中間に決めて同点。さらにゴールも決まり7-5と逆転に成功した。しかし10分後、再びトライを奪われ、7-10で前半を折り返した。
3点を追う展開でも選手に焦りはなかった。後半19分、敵陣の右隅でロック小山順正(2年)が値千金の逆転トライを決め、試合を決めた。「まずは勝ててよかった。トライは良い形でモールで押し込んでくれたFW陣のおかげ。感謝」。右足ふくらはぎ肉離れで直前の2試合は途中出場も、この日はフル出場。「久しぶりに多くプレーできた。楽しかった」と喜びをかみしめた。
前チームからの主力選手が半数以上、残っている新チームは、東海大会に県1位で出場。弾みをつけて臨むSO古瀬は「大会までに課題を修正し、東海大会でも1位を目指したい」と前を見据えた。【山口昌久】


