【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】ショートプログラム(SP)3位の中井亜美(16=TOKIOインカラミ)が、3度目にして初めて表彰台に上った。

フリー122・32点の合計189・58点を記録し、総合3位。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)-3回転トーループは着氷させたものの、ミスが出て3・02点の減点となり、2本目の3回転半は「タイミングがずれて」2回転半に。得点については「あまり良くなかった」と反省口調だったが「その後のジャンプは落ち着いてまとめることができたのは、1歩成長。表彰台に乗れたのはうれしい」と笑った。

昨季は腰痛に悩まされたことに加え、身長が約4センチ伸びて「ジャンプが全く跳べなくなってしまった」。それでも、跳び方を一から見直して少しずつ安定。3回転半を投入できるまでに戻し、今季のジュニアグランプリ(GP)シリーズ第7戦中国大会では2本のトリプルアクセル(3回転半)を決めて優勝。この日も回転不足ながら、1本目は堪えながら着氷させて見せた。

来季シニアに転向できる年齢に達する。「シニアに上がったときに、お姉さんたちに食らいついていけないとオリンピックという舞台には立てない。来年のためにいい経験を積んでいきたい」。20日開幕の全日本選手権(大阪)に照準を合わせる。