日本ラグビー協会は24日、女子15人制日本代表「サクラフィフティーン」(世界ランク11位)が臨むスペイン(同13位)とのテストマッチ第2戦「太陽生命チャレンジシリーズ2025」(26日午後5時5分、東京・秩父宮ラグビー場)の登録メンバー23人を発表した。

8月開幕のW杯イングランド大会1次リーグ第3戦の相手との第2ラウンド。19日に北九州で行われた第1戦は32-19で制しており、カナダ出身女性のレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチは(44)は「このシナリオはユニーク。W杯1次リーグで当たる相手と、直前で2回対戦するのは、コーチングでも経験したことがない。モールは先週末うまくいきましたが、相手も精査してくると思う。大切なことは実行力。得意とするスピード、アグレッシブさ、我々のスキルと質で劣らないようにする実行力です」と思いを口にした。

今回のマッチメークにあたっては、日本協会が国内でのテストマッチ実現を最優先に交渉を進めてきた。岩渕健輔専務理事(49)はW杯約1カ月前の欧州勢やオセアニア勢の来日が難しい内情を明かした上で「4月の北米遠征の後は移動することなく、日本でいい準備ができている。日本で試合をして、W杯に行きたかった」と明かす。

土曜日夕刻の秩父宮開催とあり、多くのファンの観戦が見込まれる。フランカー長田いろは主将(26=アルカス熊谷)は「試合に見に来てくれるラグビーの女の子、初めての方もいらっしゃる。私たちのプレー、粘り強いプレーだったり、自分たちの強みを見せて『サクラフィフティーンでプレーしたい』『ラグビーをやりたい』と思ってもらえるようなプレーをしたいです」と誓った。ホームでの2連勝で、W杯への機運を高めていく。【松本航】

◆登録メンバー

〈1〉峰愛美(21=日体大)※10キャップ

〈2〉公家明日香(30=アルカス熊谷)※20キャップ

〈3〉北野和子(25=パールズ)※20キャップ

〈4〉佐藤優奈(26=東京山九)※22キャップ

〈5〉吉村乙華(24=アルカス熊谷)※27キャップ

〈6〉川村雅未(26=横河武蔵野)※20キャップ

〈7〉長田いろは(主将、26=アルカス熊谷)※38キャップ

〈8〉斉籐聖奈(33=パールズ)※48キャップ

〈9〉津久井萌(25=横河武蔵野)※40キャップ

〈10〉山本実(28=横浜TKM)※36キャップ

〈11〉香川メレ優愛ハヴィリ(23=ナナイロプリズム福岡)※4キャップ

〈12〉弘津悠(24=ナナイロプリズム福岡)※15キャップ

〈13〉古田真菜(27=東京山九)※34キャップ

〈14〉松村美咲(20=東京山九)※11キャップ

〈15〉松田凜日(23=東京山九)※13キャップ

〈16〉小鍛治歩(25=東京山九)※10キャップ

〈17〉小牧日菜多(24=東京山九)※20キャップ

〈18〉永田虹歩(24=パールズ)※28キャップ

〈19〉桜井綾乃(29=横河武蔵野)※21キャップ

〈20〉ンドカ・ジェニファ(24=北海道バーバリアンズ)※13キャップ

〈21〉阿部恵(27=アルカス熊谷)※30キャップ

〈22〉大塚朱紗(26=アルカス熊谷)※34キャップ

〈23〉畑田桜子(22=日体大)※7キャップ