コンサドーレが26年ミラノ・コルティナ五輪への道でピンチに立たされた。SC軽井沢クに2連敗を喫し、先に3勝すれば決まる一騎打ちの代表争いで崖っぷち。1戦目は6-6で迎えた第10エンド(E)で不利な先攻になり、決勝点を与えて6-7。接戦を落とした。第2戦は第3Eに痛恨の3点スチールを許して最大8点を追う展開。第8E時点で6点差で相手の勝利を認めるコンシードを宣言して敗れた。スキップ阿部晋也(45)は「3エンド目に僕らのミスから3点与えてしまったところが全て」と悔やんだ。
氷、石、ショット、なかなか全てがフィットしない。初戦黒星発進から気持ちを切り替えて臨んだが、流れを引き寄せられなかった。「チームビルディングの部分で違いを作れていないところが大きい」と再構築を図る。
五輪を諦めるつもりはない。前回の北京五輪では、女子のロコ・ソラーレが現フォルティウスとの代表決定戦でコンサドーレのように2連敗スタート。それから3連勝で五輪につなげ、本番では銀メダルを獲得した。同じシチュエーションに阿部も「すぐ思った。何度も起こることじゃないと思うけど、まだ試合が続く以上はその可能性は十二分にあると思う」と前を向く。
2連敗後、チームは氷上で居残り練習してショットを再確認。「明日から毎日決勝戦」と話し合い、気合を入れ直した。負けたら五輪への挑戦が終わる。チーム最年長は「背水の陣ですけど、ベストを尽くすしかない」と気合を入れた。【保坂果那】


