19日に閉幕したフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会(アンジェ)で日本女子3人目のGPデビュー戦優勝を飾った中井亜美(17=TOKIOインカラミ)が、さらなる進化に自信を見せた。
21日、羽田空港に帰国。早朝にもかかわらず多くの報道陣が詰めかけ、「今までこんなに囲まれたことがないのでびっくり。ちょっとずつ実感も沸いてきた」と破顔した。シニア初めての金メダルは「お気に入りのメダルを飾ってる場所があるので、そこに」と自室に飾る予定。「今まで自信を持って『いい日だった』と言えることは少なかったけど、このように評価されたことが目に見えて分かるので自信を持っていいんだと改めて思った」とうなずいた。
同大会では、18年NHK杯の紀平梨花、22年スケートカナダの渡辺倫果に続く快挙を達成。ショートプログラム(SP)、フリー、合計といずれも今季世界最高得点をマークして頂点に立ったが、慢心はない。この日も、所属の千葉・MFアカデミーに戻って練習予定。「SPはステップの(レベルの)取りこぼしがあったし、フリーではトリプルアクセル(3回転半)で手をついたのと、スピンの取りこぼしがあった。もっともっと点数は出るんじゃないか」と先を見据えた。
次戦の第3戦スケートカナダ(10月31日~11月2日、サスカトゥーン)。26年ミラノ・コルティナ五輪代表3枠入りへ、結果が求められる戦いが続く。「これからも、もっと試合を楽しむことを忘れずに頑張っていきたい」。17歳は、自然体でぶつかっていく。【勝部晃多】


