吉岡希(のぞむ、21=法政大)がショートプログラム(SP)に続いて、フリーでも1位の152・39点とし、合計235・77点で優勝を飾った。冒頭で4回転トーループ、2本目で4回転-2回転の連続トーループを着氷。23年からグランプリ(GP)シリーズに2季連続出場した実力者が、地力を示した。
今大会は全日本選手権(12月17~21日、東京・代々木第一体育館)の選考を兼ねており、上位5人が出場権を獲得。2位の三宅星南(せな、23=日本建物管財)、3位の大島光翔(こうしょう、22=富士薬品)、4位の戸田晴登(19=東洋大)、5位の小島志凰(しおう、19=日本大)が全日本切符をつかんだ。
◆全日本進出者の主なコメント(かっこは合計点)
<1位>吉岡希(235・77点)「フリーはジャンプもハマっていましたが、滑りの面で納得のいく内容ではなかった。演技の完成度を上げたい。まずは滑りの面を練習したい気持ちが大きいです。全日本は今日のようなフリーはしたくない。ショートも、フリーも良い演技をして終えたいです」
<2位>三宅星南(213・90点)「昨日から体調があまり優れなくて、本番で滑れるか不安だったけれど、最後まで自信をもって滑り切れた。よく頑張ったなと思う。(全日本へ)自分の実力をしっかり出せば、何か道を開ける期待感がある。この年になっても成長できていて、伸びしろがたくさんあると思っている。(後半シーズンで)何か1つでも大会がもらえるように頑張りたい」
<3位>大島光翔(196・50点)「すごく悔しいフリーになりました。ここまで悔しいと思えているのは良いこと。全体的に気持ちの面でも、調子の面でも良い形で自信を持っていたが、力みが演技に出てしまった。理想との差がありました。今回は悔しい思いをしたからこそ、次の全日本で頑張るだけ。気持ちは高ぶっています」
<4位>戸田晴登(176・65点)「率直に全日本へ行けてうれしいです。今年の試合も緊張しました。毎日、練習は辛かったですが、今は安心した思いが大きいです。(2度目の全日本へ)フリーへ行くことを目標にしたい。フリーでは4回転を入れられればと思います」
<5位>小島志凰(174・90点)「うれしいという思いしかないです。去年は悲しくて泣いたけれど、今年はうれしくて泣けて良かったです。ここだけを目指してやってきた。それが出て良かったです。中野(園子)先生からは『チャンスがあるよ』と言われていた。ノーミスの演技ではなかったですが、チャンスをつかめて良かったです」


