2024年パリ五輪(オリンピック)銀メダルの東洋大2年の松下知之(20=スウィン宇都宮)が、4分6秒93で3冠を達成した。

200メートルバタフライ、200メートル個人メドレーに続き、日本水泳連盟が定める8月のパンパシフィック選手権(米国)と9月の愛知・名古屋アジア大会の派遣標準記録もクリア。代表権を確実にした。

「小島選手が勢いがあったので負けじと勝負した。まだまだ目指しているところ上なのでやっていきたい」と話した。

予選は4分11秒91で全体1位通過。持ちタイムで派遣標準切りしているスイマーとの激戦必至の決勝でも力強かった。

20日の200メートルバタフライを優勝し、1種目の国際大会代表権を濃厚にすると、波に乗った。21日の200メートル個人メドレーでは派遣標準記録で国際大会3位相当のタイム(1分55秒34)に迫る1分55秒71で2冠目を獲得。「記録的はちょっとものたりないが、自己ベストに近いタイムで泳げたのは良かった」。16年リオデジャネイロ五輪金メダリスト萩野公介氏の「後継者」となる20歳の第一人者が己に打ち勝ち、3種目制覇で締めくくった。

2位以降は200メートル個人メドレーで世界ジュニア新で派遣突破した小島夢貴(愛知・豊川高2年)、西川我咲(東洋大1年)が続いた。