20年の縁が、ひとつのかたちとなった。プロフィギュアスケーターの荒川静香さん(44)がプロデュースするアイスショー「フレンズオンアイス 2026」に、イタリアのカシミヤブランド「FALCONERI(ファルコネーリ)」が協賛することが15日に発表された。

同アイスショーは、荒川さんがトリノ五輪でアジア人フィギュアスケーター史上初の金メダルを獲得した06年に第1回公演が開催され、今年で20周年を迎える。その記念イヤーに、思い出深いイタリアの企業との取り組みが実現。荒川さんはファルコネーリの姉妹ブランド「INTIMISSIMI(インティミッシミ)」が17年にイタリア・ベローナで開催したアイスショー「インティミッシミ・オン・アイス」にソリストとして出演した経緯もあり、まさに縁がつないだ形となる。

節目の取り組みの実現に荒川さんは、「トリノ五輪から20年という節目、ここ日本でイタリアブランドのファルコネーリさんとご一緒させて頂けるご縁に感謝しています」とコメントを寄せた。

思いを込めて紡いできたアイスショーに、ファルコネーリの理念が響き合った。

同アイスショーは06年の引退会見の翌日に初開催。トリノ五輪の凱旋(がいせん)から約2カ月後という異例のスタートだった。

「アイスショーを立ち上げて、これまで一緒に戦ってきた、関わりやゆかりのあるスケーターとともに、世界を創り上げられないか」

その呼びかけに本田武史さん、田村岳斗さん、高橋大輔さん、恩田美栄さん、中野友加里さん、宮本賢二さんらが賛同し、仲間の輪は広がった。振り付けは出演スケーター自身に託され、それぞれの個性が重なり合って1つの舞台が生まれてきた。タイトルに込められた“フレンズ”の名の通り、その根底には人と人との信頼がある。

本質的な美しさを追い求めるファルコネーリの姿勢と、スケーター1人1人の表現を尊重しながら舞台を創り上げてきた歩み。両者の価値観は、自然なかたちで重なり合っている。20周年という節目に実現した今回のコラボレーションは、これまで積み重ねてきた時間と、その先へ続く可能性を照らし出すものとなりそうだ。

「フレンズオンアイス 2026」は8月28日から30日までの3日間、新横浜スケートセンターで全6公演が開催される。

◆チケットプレゼント企画実施 ファルコネーリ銀座店・青山店およびオンラインストアでの購入者を対象に、「フレンズオンアイス 2026」のチケットが当たる特別企画を実施。購入額10万円以上で、対象4公演の中からチケット1枚プレゼント。チケットは先着順で、なくなり次第終了。