総合順位トップの太田格之進(27=DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が貫禄の2連勝で今季4勝目を挙げた。第6、7戦の合計ポイントもトップとなり、第3回瑶子女王杯を獲得した。2位は午前に行われた第3戦を制したイゴール・オオムラ・フラガ(27=PONOS NAKAJIMA RACING)、3位には牧野任祐(29=DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入った。

乗ってる太田にトラブルなど関係なかった。午前の第3戦ではスタッフによるスターティンググリッド上での路面改変行為による10秒ペナルティーで3位が8位に。第7戦では故障車のオイル漏れで路面整備が必要になり、45分後に再びフォーメーションラップからの開始となったが集中力は途切れなかった。

ライバルが早々にピットインしてタイヤ交換をする中、タイヤをいたわりながら黙々とリードを広げた。トップ争いをする野尻に40秒近い差をつけ、15周も遅れて26周目にピットイン。コース復帰の際は3位だったが、フレッシュタイヤとマシンの戦闘力をいかして29周目に2台を抜いてトップに浮上。ゴールの41周まで走りきった。「うれしい。追い抜く勝ち方も、レース展開も最高だった。2日連続して強いレースが見せられた。満足してます」と喜んだ。

ウィニングランではコースを外れてフェンス間近まで近づきファンやマーシャルに感謝の意を表した。また瑶子女王杯が創設された際、「キュンキュンさせます」と話していたが、授与式では遠慮して瑶子さまには聞けずじまい。「キュンキュンしてくれているんじゃないでしょうか」と王者も人の子だった。

これでポイントを96まで伸ばし、総合順位2位フラガに47の大差をつけた。「まだ中盤戦。さらに勝利を積み重ねていけるようにチームとともに努力していきたい」と勝ってかぶとの緒を締めていた。