アジア初開催の19年ワールドカップ(W杯)日本大会開幕まで、今日20日で1年となった。歴史的3勝を挙げた15年イングランド大会から3年。日本代表はジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(48=ニュージーランド)のもと、史上初の8強入りを目標に、強化を続けてきた。

就任から11月で2年となるジョセフHCは「完全な手応えではないが、現状を見ると非常に良い状態。昨秋からすごく成長している」と語る。戦術の下地となる肉体面も向上。8月に代表候補らを対象にした体力測定では、瞬発力で9割の選手が最高値を更新し、15年W杯時から低下傾向がみられた体力も半数以上の選手が自身最高をマークしたという。11月はニュージーランド、イングランドと強豪とのテストマッチが控える。指揮官は「非常に楽しみ。W杯に向けた良いプロセスになる。歴史を塗り替えたい」と力を込めた。