全国高校ラグビー大会は5日、大阪・花園ラグビー場で準決勝が行われる。2大会ぶり7度目の全国制覇を目指す九州王者、東福岡は4日、神戸市内で調整し、Aシード対決となる桐蔭学園(神奈川)戦に備えた。高校日本代表候補の高本とむと、志気陸王(しき・りくお)の2年生の快足WTBコンビが、昨春の選抜準々決勝で敗れた桐蔭学園へのリベンジを誓った。
東福岡で1、2位の快足を誇る50メートル5秒8の右WTB志気と同6秒1の左WTB高本の「とむ&陸王」。このコンビが、藤田雄一郎監督(46)が「力関係は東福岡が4、桐蔭学園が6」と見る難敵撃破のカギだ。
2回戦から3試合の通算トライ数は、高本の9本に対し志気は7本。「負けたくない」と切磋琢磨(せっさたくま)してきた互いの存在を力に、選抜のリベンジに挑む。
この日は宿舎で、準々決勝の桐蔭学園の映像を全員でチェックし練習に臨んだ。選抜で敗因となったブレークダウン(密集での攻防)などを入念に確認した。
大一番を前に、高本が「BKの力は桐蔭学園に負けていない。外への展開からトライを取りきる力は僕らの方が上なので、点を取りたい」と意気込めば、志気も「東福岡の速いテンポでスピードを生かしたトライを決めリベンジしたい」。
就任7年目の指揮官が、日本一クラスと評すBK陣を擁すランニングラグビーで勝負する。【菊川光一】



