ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で準決勝に進んだ4チームが22日、東京都内などでの練習を公開した。王者ニュージーランドは26日のイングランド戦に向け調整。ロックのS・バレットは「攻撃を遅らせてくる相手に自分たちのスピードでプレーできるようにしたい」と意気込んだ。イングランドは強い風雨の中、ダッシュなどで体を温めた。SOファレル主将は「すごくわくわくしている。素晴らしいチャンスだ」と気持ちを高ぶらせた。

南アフリカは日本戦後、初練習。1次リーグのイタリア戦で足首を痛め、準々決勝も途中交代した俊足WTBコルビは姿を見せず、チーム関係者によると、ジムで別メニュー調整を行ったという。練習前に会見したプラウドフット・コーチは「ここまで来た4チームは全て疲れている。状況はどこも同じだ」と語った。