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第361回    安住紳一郎  
2003.05.11付紙面より

安住紳一郎
写真=さわやかに質問に答えるTBS安住紳一郎アナ
(撮影・川口晴也)

自宅にTV11台

 テレビで毎日のように顔を見るアナウンサーに親近感を抱く人は少なくない。中でも現在、幅広い層に親しまれる若手というと、往年の人気クイズ番組のリメーク版「ぴったんこカン・カン」などでおなじみのTBS安住紳一郎アナ(29)だろう。憎めないキャラクターが持ち味で、自宅でもテレビ11台に囲まれている「テレビっ子」だからこそ、テレビでの自分の魅力の引き出し方を知っている。いい意味で、計算しているアナウンサーである。


コンビニカレー

 売れっ子アナウンサーには自由になる時間はない。インタビューを行ったのは午後5時。安住はコンビニで購入したカレーを手に現れた。「食べながらでもでいいですか? 今日、1食目なんです。自由になる時間があまりないんです」と本当にすまなさそうに謝る。休みがあっても休日出勤することも多い。

 安住 休みがあれば、洗濯してクリーニング屋へ行ってと、普段できないことをしていますね。1カ月に1回ぐらいだから、ワイシャツが62枚くらいたまってたりしますよ。

 現在は4本のレギュラーを抱える同局を代表する人気アナの1人だが、1人でメーン司会を務める番組は4月からスタートした「ぴったんこカン・カン」が初めてだ。「ぴったんこ−」は同局の往年の人気クイズ番組「ぴったしカンカン」のリメーク版で、久米宏キャスター(当時同局アナ)ら名だたるキャスター、タレントが司会を務めた。

 安住 久米さんは僕の30年先輩とかなり離れているせいか、番組を別のものとして見てくれる人が多くて、特にプレッシャーに悩んでいるということはありません。TBSの持っている財産の1つの番組に出られるのはやっぱりうれしいですよ。TBSのアナにならなければ、(司会も)なかったでしょうしね。司会者として技量を問われつつ、局アナでありながらメーンの司会を任されるのはすごい誉れですよね。

 1月期のSMAP木村拓哉主演連続ドラマ「GOOD LUCK!!」で、木村と同期の性格の悪い優等生パイロット役を好演した。局アナの安住が起用されたのは、制服が似合い、腹黒い性格ながらも憎めないキャラクターがぴったりだったからと言われる。

 安住 自分を正当化して話すと、アナってものすごく計算しなくちゃいけなかったり、いろいろ気を使わなければいけないことがあったりするんですよ。それをひょうひょうとやるしかないところが、腹黒いと思われるんでしょうね。ただテレビの中では本性は1割ぐらいしか出していないと思うんですよ。本性を出すのは? 困った時にね(笑い)。


視聴者目線の係

 順調にキャリアを積んでいるように見えるが、局アナならではの苦労も多い。サラリーマンでもある局アナは視聴者よりも先に、まず局内で認知されないと仕事がない。認知されるまでの努力も大変なのだ。

 安住 3年目ぐらいは、局内で僕の名前や顔を知らない人はたくさんいたんですよ。車両課に電話すると「やすずみさん」なんて呼ばれちゃって(笑い)。まず安住を使ってみようと思ってもらうための作業をしなくちゃいけない。若手だと、結婚式の司会をやったりして盛り上げちゃうぐらいしかないんですよ。例えば同期の結婚式にプロデューサーなどいろいろな人が来てるでしょう。司会をやって、おもしろいんじゃないと思ってもらうことから始めるんですよ。

 視聴者の数は何百万人。数を意識すると言葉に説得力がなくなるから、なるべく現場にいるスタッフの人数だけを意識して、視聴者の目線に合わせている。最終的にカメラの前でしゃべる役を任されるのがアナウンサー。スタッフが間違った情報を教えたなどアナに落ち度ない状況でも、視聴者にとってはアナ本人の言い訳にしか聞こえない。

 安住 スタッフとはけんかになりますよ。いろんなしがらみの中で頑張ってつくったものだろうけど「ちょっと安住、VTRがおもしろくないけどさぁ、盛り上げてよ」と言われる。もちろん気持ちも分かるし、極力そうしようと思いますけど、本当にひどい内容であれば、視聴者も多分ひどいなと思っている。「今のVTRはおもしろくなかったですが」とは言わないですけど(笑い)、そういうニュアンスをちょっと出さないと、さすがに視聴者も納得しないじゃないですか。放送が終わるとたいてい嫌みの1つは絶対言われますよね。なるべく顔とか会わせないように逃げますけど(笑い)。僕にとってみると視聴者を大事にするのが仕事。テレビって比較的作り上げられたイメージが強いけど、その中でも最終的に視聴者目線の本質をつく係になっていかないと。

 アナウンサーはテレビを通して毎日何百万人の人を相手にする。視聴者は毎日のようにブラウン管の顔を見ているから、よく会っているような気がし、身近に感じる。

 安住 実家に「久しぶりに電話して申し訳ない」と言うと「テレビで見てるから」っ言われます。テレビで会ってる感覚なんだろうな。まったく知らない定食屋に入っても久しぶりって言われたりしますね。不思議な感覚に襲われますよ。


姉と張り合った

 しゃべりのうまさの原点は少年時代にはぐくまれた。母はおしゃべりな子が大嫌いで、小さいころから「おしゃべりな子はダメな子」と言われた反動もあったかもしれない。なるべく自分の話を聞いてもらいたいという幼心からか、2つ上の姉との“しゃべり競争”で上達した。

 安住 姉の方が圧倒的にうまくて、親も姉の話を聞くから悔しいじゃないですか。一生懸命しゃべるようにしてボキャブラリーを増やしたりして。残念ながら、大げさにしたり脚色するクセがアナになっても残っている気がしますね。大げさにしないとダメなんですよ。それで聞いてもらおうと。姉は僕が初めてテレビ出たときに「私の方がしゃべりうまい」って。それからまだ認めてもらってないんですけど(笑い)。

 もともとアナウンサーになろうと思っていたわけではない。大学4年までは国語の教師になるつもりだった。

 安住 教師はクラスにいる生徒を想定して、1対40人のコミュニケーションの勉強をするんですよ。そういうものを勉強していく中で、就職活動中にアナ募集のポスターを見て、これも1対大勢のコミュニケーションの仕事だなと。

 アナウンサーと縁遠かったわけではない。今も昔も筋金入りのテレビっ子。幼いころは両親が共働きだったため、家に帰るとずっとテレビに向かった。当時1日2時間ぐらいと言われた時代で、5時間ぐらい見ていた。現在、深夜に帰宅することが多いが、どんなに疲れても家ではずっとテレビを見ている。初ボーナスでテレビを11台も買った。

 安住 ある物事に対して、それぞれキャスターやアナウンサーがどうコメントしているかをチャンネルを変えながら見ていたんですよ。局によってタイミングが違うから逃しちゃったりすると悲しいので、じゃあ買おうって。テレビっ子の宿命ですね。全部見て、一番いいところをいただきたいという。パクリ王かな(笑い)。でもやっぱりほかのアナウンサーのは勉強になりますよ。いまだにホント、テレビは好きですね。


365日学芸会

 今年、30歳。見ている人に相応の評価をしてもらえるような仕事をしなくては、と考えている。

 安住 司会業をきちんと極めたいですね。スポーツも難しいと思いますけど、バラエティーだって相当難しい。今はバラエティーの司会として頑張っていきたいなと思っています。これしか知らないですから。自分がここでコケると、男性アナ不遇の時代がしばらく続くなというプレッシャーはありますけどね。

 アナウンサーは天職と思っている。

 安住 “365日学芸会”って僕は呼んでいるけど、普通、1年に1回ぐらいの発表の場を常にいただけるのはありがたいことですよ。本当にうまくいくと興奮して眠れなかったりしますから。大人になってこんなことあり得るのかみたいな。よかったね、って言われるのが珠玉の時ですね。やったね! って感じですね。

 安住個人としてこれから挑戦したいことは「幸せになること」。一生懸命仕事をしても幸せになれない。幸せは別の作業が必要ということに気付き始めた。

 安住 以前は友達からの電話も忙しいからといって出なかったりしたんですけど、最近は積極的に連絡を取るようにしています。なるべくテレビを見ないようにしようかなとも思っています。家にいると、テレビを全部つけて見てしまうんですよ。テレビっておもしろいって(笑い)。


見ている人をそらさない人

 同期入社の小倉弘子アナウンサー(28) とにかく知りたがり。アンテナを張り巡らせて自分への評価だけでなく、他人の人事、失恋、もめ事、そのほか不要なものと思われるものでも、とにかく引き出しにしてしまう。ただ引き出しが飽和状態になってとんでもないところで妙な情報をはき出して、周囲のひんしゅくを買ってしまい、うつ状態に入ることも。自分の大ファンなので、常に自分をチェックしていますね。鏡が道にあればのぞき込み、VTRは必ず取り寄せる。満足しないとまた落ち込む。情緒不安定ですね(笑い)。いやらしいほどの器用さとじれるくらいの不器用さを見せる安住くんは、見ている人をいい意味でも悪い意味でもそらさない人です。


 ◆「ぴったんこカン・カン」 今年4月にスタート。レギュラーの久本雅美率いる一般視聴者チームとタレントチームがクイズバトルを繰り広げる。目玉は「1枚の写真コーナー」で、タレントの子供のころの写真を元にクイズが出題される。


 ◆安住紳一郎(あずみ・しんいちろう) 1973年(昭和48年)8月3日、北海道帯広市生まれ。明大文学部卒。97年にTBSに入社。98年9月から情報番組「ジャスト」を担当しているほか、「中居正広の金曜日のスマたちへ」「さんまのスーパーからくりTV」「ぴったんこカン・カン」にレギュラー出演。「はなまるマーケット」ではナレーションを担当。特技はビール、コーラ、牛乳の早飲み。やってみたいことは美容整形、性格改造、友達づくり。身長173センチ。血液型AB。独身。


(取材・近藤由美子)

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