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 nikkansports.com > 芸能TOP > インタビュー > ソン・ガンホ
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  インタビュー<日曜日のヒーロー>
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 なお、WEB上では、紙面より1週間遅れでの公開となります。
第478回    ソン・ガンホ  
2005.08.21付紙面より

ソン・ガンホ
写真=「忘れられない顔」って本当でした。大きな顔の中の目は本当に小さいのですが、いつまでも印象に残るのです
(撮影・山崎哲司)

ソン・ガンホが韓国映画のカオ

 1度見たら絶対に忘れない−。この四角い顔が、現在の韓国映画の隆盛を支えている。「シュリ」「JSA」など話題作に必ず顔を出しているソン・ガンホ(38)。日本で旋風を起こしている美形韓流俳優とは対極的だが、ヒット率10割を誇る名優だ。大きな顔、小さな目、気さくな笑顔…。風ぼうも存在感もまるで故渥美清さんのような、かの国の国民的俳優のすべてを紹介する。


人間くさい

 なぜこの人の映画がすべてヒットするのか。インタビューを始めてわずかな時間で得心した。あいさつした後の開口一番は「たばこありますか。時間がなくて買えなかったんです」。ヘビースモーカーらしく、おいしそうに煙を吐き出した。一緒に初対面を感じさせない空気も漂ってくる。声を上げて笑うたびに、心の距離が縮まるように感じる。スクリーンを見る人の心にも、こうしてすっと入り込んでいるのだろう。

 −−「シュリ」「JSA」「殺人の追憶」…。出演作はすべてヒット。人気の秘密は何だと思いますか

 「(頭をかきながら)そんなに持ち上げられるとうれしいなあ。私は俳優としては非常に恵まれていない男ですよ。まずは、この顔。だってヨン様やビョン様のように、ハンサムというわけではありませんからね(笑い)」。

 −−ハンサムでなくてもあなたがトップです

 「うーん…。私は技術的にもアクションのようなものを華麗にこなせるわけではない。あれもない、これもないという条件で、じゃあソン・ガンホは何を映画ファンに訴えればいいのかと考えたとき、それは演じることへの純粋な努力しかなかった。つまらない答えかも知れませんが、本当にそれに尽きるんです。それでもヨン様が時々うらやましいと思うときもあるけどね、ハッハッハッ」。

 最新作「南極日誌」(イム・ピルソン監督、27日公開)では、隊員5人を率いる冷徹で孤独な隊長を演じた。コメディーからサスペンスまでなんでもこなす演技派だが、今回はひときわ迫力とカリスマ性をみせつけた。

 「役づくりには2年の準備期間を要しました。8キロの減量という外的な要素以上に、登場人物の感情にいかに深みを持たせるかを考えました。きめ細かな表情のつくり方に全神経を注ぐためには、内面的な部分での調整に十分な準備が必要だったのです」。

 −−出演作を選ぶ基準は

 「俳優として大切なことは、常に新鮮味を提供すること。私自身、初めて目にする役柄や作品、やったことのない演技に興味を持っていますが、それは同時に映画ファンも求めているものだと思います。また、いつも意識するのは、映画が持つテクノロジーの部分より、人間の話、人間の感情を深く追求したいという点。そういう作品に出演したいと思っています」。


意義と自負

 この顔が、世界で認知される転機となった作品は、朝鮮半島の南北兵士の友情を描いた「JSA」だった。しかし、彼は世界的な興行の成功以上に、韓国での反響の大きさに意義を感じている。北朝鮮兵を演じたことで、何よりも韓国の北朝鮮観を大きく変えたという自負もある。

 「韓国では昔から『反共イデオロギー』が強くあって、北の人々を固定観念でとらえていた。冷戦の影響をまともに受けてきたんですね。この映画以前は、南北の分断とは、政治的な理念の中だけで語られてきたのですが、この作品はそれを抜け出し、民間人が正面から向き合ってこの分断の悲劇を考えるきっかけを与えたと思います」。

 韓国での公開は00年9月。実はこの3カ月前には、金大中前大統領と金正日総書記による南北初の首脳会談が実現した。韓国国民の多くは「なぜわれわれは北と手を取り合えないのか」「同じ民族じゃないか」と思い始めていた。映画では北の兵士が韓国のチョコパイをほお張り、南の兵士と酒をくみ交わすシーンもあった。韓国はソン・ガンホを通して、北の市民に親近感を覚えたという。

 「役者の持つ役割は非常に大きいと思います。韓国では統一運動をする人々が何度も集会を繰り返して分断の悲劇を訴えています。でも、私たち俳優もそれに劣らぬぐらい、重要な立場にある。映画を見ていただくことで、統一の必要性、分断の悲しさが十分に伝えられたと思います」。

 90年代後半、韓国では「386世代」という言葉がはやった。当時30代で80年代に学生運動を経験した60年代生まれの人をいう。彼もまた、軍事政権に疑問を抱き、民主化を追い求めてきた世代の1人である。

 「90年代の終わりごろまで、韓国の人々はハリウッドや海外の映画ばかり見てきた。でも『386世代』が韓国映画を変えた。既成の価値観にとらわれず、自由な発想を映画に吹き込んだ。国民もこれを待っていたかのように支持してくれた。われわれの世代は映画だけでなく、社会全般の中でも非常に重要な役割を担っていると思います」。

 「JSA」は国際的に評価された。だが、彼には韓国以外の場で活躍を目指す考えはないという。

 「ハリウッド進出? あり得ません。第一そんな能力もありません。韓国で立派だと思われる作品にかかわっていれば、ある程度海外でも評価は得られる。韓国のために頑張りたい」。

 そう熱弁する表情から、純粋な国に対する愛情が伝わってきた。


「おじさん」

 −−実に多様な役柄をこなしていますが、素顔のあなたはどんな人ですか

 「どこにでもいる、おじさんですよ。日本で人気の韓流スターたちは格好良すぎて一般の人から見れば遠い存在でしょうが、私は正反対。あえて言えば『反則王』の主人公に近い。おっちょこちょいでユーモアなキャラクターですね」。

 −−俳優になろうと思ったきっかけは

 「中2のころ、学校で先生や友達の物まねをしていたら、これが見事に受けたんです。みんなが笑ってくれるのがうれしくて。『もしかして自分には表現する力があるのかな』と思い始め、漠然と俳優を目指すようになりました」。

 高校卒業後、大学で演劇を専攻、途中軍隊に入隊したが、そこでも演劇を続けた。除隊後6年はソウルの演劇集団で活躍。舞台で学んだことも多かったという。

 「もちろん貴重な財産です。キャラクターへのアプローチの仕方、役の人物像を細かく分析する方法はそこで得ましたから」。

 −−既に次回作「怪物」(ポン・ジュノ監督)の撮影に参加し20%を撮ったそうですね。家族から働きすぎと怒られませんか

 「散々言われていますよ。この間、女房が近所の食堂で子供を連れて外食したらしいのですが、いつも3人だけなので店員のおばさんに『母子家庭ですか』ってかわいそうな目で見られたようです。心情的に休日は子供を遊園地なんかにつれて行きたいけど、基本的に面倒くさがりな性格で…。家庭では女房に頼るところが大きいですね」。

 −−今後の夢や目標は

 「私がここまでやってこられたのは韓国に素晴らしい映画俳優、舞台俳優の先輩たちがいたからだと思っています。だから私もこれからの韓国映画の発展のために、後輩たちにいい影響を与えられるような演技や指導をしていきたい」。

 −−生まれ変わっても俳優になりたいですか

 「どうかなあ。やっぱりやりたい仕事かな。でも、次に生まれ変わったらもっと格好いい顔で生まれてきたい(笑い)。そしたら文句なしで俳優ですよ」。

 それは少しだけ本音なのかもしれない。だか、歯切れのいい口調には自信が満ちあふれていた。取材中「ナラ(国)」という言葉を何度か使った。演技は自分だけのものではない。こんな俳優がいるからこそ、韓国の映画には今、生気が宿っているのだろう。


溢れる自信と確信

 「南極日誌」で共演したユ・ジテ(29) 以前、私が「春の日は過ぎゆく」(01年)に出演した時「とても良かった」とわざわざ電話をかけてきてくださり、本当にうれしかったです。それ以来、とても親しくさせていただいて、いつか共演したいと思っていました。先輩は自分の演技に対する自信と確信を持ち合わせた方です。これは役柄を自分の中で完ぺきに消化するために必要なことで、見習いたいと思っています。今回一緒に仕事ができて大変勉強になり、本当に良かったです。


 ◆ソン・ガンホ(宋康昊) 1967年1月17日、韓国・慶尚南道金海生まれ。釜山慶尚専門大で演劇を学び、除隊後の91年にソウル演劇集団「エンウ舞台」に入団し同年に舞台俳優としてデビュー。96年に「豚が井戸に落ちた日」で映画デビュー。翌97年「ナンバー3」で大鐘賞新人賞。99年「シュリ」で580万人、00年「JSA」で600万人を動員。同年の大鐘賞主演男優賞を初受賞した。代表作はほかに「反則王」(00年)「殺人の追憶」(03年)など。父親は画家。妻ファン・ジャンスクさんと1男1女。180センチ、血液型A。


(取材・山内崇章)

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