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  この病気にこの名医
 

【第115回】

動脈閉塞にも効果 脊髄刺激療法

この病気にこの名医

慢性難治性疼痛(中)

 何らかの形で神経が損傷を受けた後、その損傷が治癒したにもかかわらず非常に強い痛みが残っている。このような神経因性疼痛を始めとする「慢性難治性疼痛」に悩まされ、苦しめられている人は多く、神経ブロックをはじめとする多くの治療でも上手にコントロールできない。これらに対し「脊髄刺激療法」が注目を集めている。

 「痛みの電気信号を中継する脊髄(せきずい)を、硬膜外腔から埋め込み電極で電気刺激を行います。すると、慢性難治性疼痛から開放されるのです」と言うのは、実際に「脊髄刺激療法」で患者を慢性難治性疼痛から解放している、埼玉医科大学病院(埼玉県毛呂山町)麻酔科の相田純久助教授(59)。

 たとえば、肺がん手術後のA男さんは肋(ろっ)間神経痛に苦しめられ、夜も眠れず、2004年の晩夏に脊髄刺激療法の電極を埋め込んだ。

 それから2か月後。

 「肋間神経痛は消え、機械のスイッチをOFFにしているので取り出して欲しい」という申し出。

 「ただ、痛みは冬場に強くなりますし、夏の冷房のもとでも悪化します。だから、今年の夏の様子をみて決めることにしています」

 これほどに効果をみせているのである。

 脊髄刺激療法の効果は、これだけではない。

 「最近、注目されているのは、生活習慣病に伴って起こる末梢(まっしょう)動脈の閉塞(へいそく)があります。痛みから解放されるだけではなく、血液循環の著しい改善が起きているのです」

 動脈閉塞が起きる病気としては「閉塞性動脈硬化症」や「糖尿病の壊疽(えそ)」などがある。また、バージャー病もある。

 「このようなケースで、膝上から切断といわれた人が足首からに、足首からと言われた人が、その先の部分での切断ですんでいます。もっと早く脊髄刺激療法を受けていただいていれば切断はないのです」と、相田助教授は唇をかみしめる。

 ▼閉塞性動脈硬化症 動脈硬化によって下肢の血管の狭窄および閉塞をきたす病気。進行すると安静時にも痛みに苦しめられ、さらに進むと潰瘍、壊疽の状態になり、切断に至る。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆脊髄刺激療法の名医◆

 ▽順天堂大学医学部付属順天堂病院(文京区本郷)ペインクリニック宮崎東洋教授
 ▽静岡県立総合病院(静岡県静岡市)脳神経外科諏訪英行医長/神経センター長
 ▽長野赤十字病院(長野県長野市)第1麻酔科荻原正洋部長
 ▽海南病院(愛知県海部郡)脳神経外科棚澤利彦部長
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