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  この病気にこの名医
 

【第43回】

最大の原因は喫煙

この病気にこの名医

COPD(慢性閉塞性肺疾患)(中)

 潜在患者約530万人といわれているCOPD(慢性閉塞=へいそく=性肺疾患)は、かつて慢性気管支炎、肺気腫といわれていた病気。気管支を通じての空気の出し入れができなくなる。二酸化炭素を外へ出し、酸素を取り込む重要な働きを、肺の末端の肺胞が行っているが、この肺胞間の壁が壊れて酸素を十分に取り入れられなくなる。

 50代から70代半ばの人に患者は多く、症状は「息切れ」「咳(せき)」「痰(たん)」。重い荷物を持ったり、階段を上ったりと負担をかけたときに息切れが起きる。

 「年のせいにされてしまっているケースが多いのです。また、今の寒い季節に多いのですが、咳が出ているので風邪と診断されているケースも多いのです」と、COPD診療の第一人者、日本医科大学呼吸ケアクリニック(東京・千代田区)の木田厚瑞所長(59=日本医大第4内科教授)は指摘する。

 適切な治療が行われないと、駅の階段を上るのも苦しくなり、重症化すると自宅で酸素吸入を余儀なくされてしまう。「中程度以上になると肺がんの合併症のある方が20%くらいあります」。

 怖い合併症にも結びつくCOPDの最大原因は、肺がんで予想できるように「喫煙」。喫煙者の15%以上がCOPDの中等度以上の症状が出ているという。女性喫煙者の増加に伴い、今後は女性患者の増加が予想されている。

 喫煙以外の原因としては「職業的な有害物質吸入」「大気汚染」「育ち盛りの時期の呼吸器感染」など。「育ち盛りの時期の問題では団塊の世代≠フ方々が最も危険で、実際に患者さんが増加しているのはその影響と思われます。また、職業的な有害物質吸入というのは、吹き付け工事、産廃処理、塗料などの問題で、ハウスダストではありません」。職業的に汚れた空気を吸う機会の多い人々は、COPDには注意をすべきである。

 ▼喫煙の問題 COPDの最大原因は喫煙だが、喫煙者の周りで副流煙を吸うのも原因である。また、同じだけ喫煙をしても男性よりも女性がかかりやすいので要注意。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆COPDの名医◆

 ▽順天堂大学医学部付属順天堂医院(東京都文京区)呼吸器内科・福地義之助教授
 ▽東京女子医科大学呼吸器センター(東京都新宿区)内科・永井厚志教授
 ▽静岡医療センター(静岡県清水町)呼吸器科・野村浩一郎医長
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