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  この病気にこの名医
 

【第78回】

結腸切除でも排便支障なし

この病気にこの名医

大腸がん(外科)(中)

 大腸がんの切除には早期から進行する状態によって「内視鏡的切除術」「直腸などの局所切除」「腹腔(ふくくう)鏡下手術」、そして「開腹手術」と変化する。開腹手術は基本的にはリンパ節転移が考えられる病巣に適応となるが、施設によっては内側の層から3番目の固有筋層にまでがんが入った「mpがん」でも腹腔鏡下手術を行っているケースがある。

 「基本的には進行がんに対しては開腹手術です。リンパ節への転移はあると考えているので、結腸(直腸以外の大腸)がんでは腸管を数センチ切除すれば大丈夫というわけにはいきません」と、要町病院付属消化器がんセンター(東京・豊島区)の太田博俊センター長(61)は言う。そして続ける。「がん部分を含めてリンパ節を郭清(かくせい=切除)するために、支配血管が入っている、がんのできた結腸をある程度長くごっそり取り除いてしまう必要があります」。

 結腸に限ると、この中で最もがんができやすいのは直腸へと至るS状結腸。ここから進行がんが発見された場合は「S状結腸切除手術」が行われる。それは、S状結腸のみならず、下行結腸の一部がリンパ節とともに切除される。そして、残った下行結腸と直腸をつなぎ合わせる。「このようなケースでも排便機能を心配される患者さんも多くいらっしゃいます。でも、直腸以外の手術では排便機能に支障はありません」。

 進行がんの手術後は補助的療法として化学療法、いわゆる抗がん剤が用いられる。「手術補助化学療法といいます。リンパ節に転移があると、内服から注射といろいろな補助化学療法が計画されます」。そして、太田センター長は次のようにアドバイスする。「どのような状態かを主治医と十分に納得いくまで話し合い、しっかりとした治療計画を立てていくことが重要です」と。

 ▼大腸の壁 大腸の壁は5層になっている。内側から「粘膜」「粘膜下層」「固有筋層」「漿膜(しょうまく)下層」「漿膜」である。大腸の壁は胃壁よりもずっと薄いので、胃がんで行われるような内視鏡による粘膜を剥離(はくり)する方法は行われにくい。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆大腸がん(外科)の名医◆

 ▽東京医科歯科大学付属病院(東京都文京区)大腸外科・杉原健一教授
 ▽都立駒込病院(東京都文京区)外科・森武生院長、高橋慶一医長
 ▽神奈川県立がんセンター(横浜市旭区)消化器外科・赤池信部長、塩沢学医長
 ▽愛知県がんセンター(名古屋市千種区)消化器外科・加藤知行院長、平井孝副部長
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