アイスホッケー女子で、世界ランキング6位の日本が、4度目の五輪で初めて1次リーグを突破した。同B組第3戦で開催国の中国(同20位)と対戦。1-1のまま延長でも決着がつかず、ペナルティーショット(PS)戦に突入。PS戦0-1、合計1-2で初黒星を喫したが、規定によりPS負けの勝ち点1を加え、同3位以内が確定。初の準々決勝を決めた。8日の最終戦は1位通過をかけてチェコ(同7位)と戦う。
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日本 | 1 | 1-0 0-0 0-1 0-0 0-1 | 2 | 中国 |
▼得点者
【日本】18分 細山田茜
【中国】41分 胡宝珍
◆オーバータイム
【ペナルティショットシュートアウト 日本1-2中国】
◆第3ピリオド
【第3ピリオド 日本1-1中国】
【中国】1分 胡宝珍が同点ゴールを決める
◆第2ピリオド
◆第1ピリオド
【第1ピリオド 日本0-0中国】
【第1ピリオド 日本1-0中国】
【日本】17分 2分間のパワープレー
【第1ピリオド 日本1-0中国】
【日本】18分 細山田のシュートで日本先制!
【第1ピリオド 日本1-0中国】
【日本】18分 再び2分間のパワープレー
メンバー表
女子出場国と日本代表日程
◆競技方式
女子は前回平昌大会から2チーム増えて10チームが出場。1次リーグは世界ランクの上位5チームがA組、下位5チームがB組に振り分けられ、それぞれ総当たりの勝ち点制で行われ、A組は全チーム、B組は上位3チームが決勝トーナメント準々決勝に進む。
決勝トーナメントではA組1位、2位、3位、4位、5位、B組1位、2位、3位の順に「優劣」がつけられ、準々決勝はA組1位×B組3位、A組2位×B組2位、A組3位×B組1位、A組4位×A組5位が対戦。勝者は準決勝に進み、敗れたチームは1次リーグ終了時の「優劣」順に、5~8位となる。準決勝で敗れたチームは3位決定戦に回る。
女子日本代表「スマイルジャパン」は過去最高の世界ランク6位でB組に入る。同組は対戦順にスウェーデン(9位)、デンマーク(11位)、中国(20位)、チェコ(7位)。
A組は米国(1位)、カナダ(2位)、フィンランド(3位)、ROC(ロシア・オリンピック委員会=4位)、スイス(5位)で、A組各チームとスマイルジャパンとの過去の対戦成績は、2分け27敗(2分けはいずれもスイス)。
◆14年ソチ五輪VTR 16年ぶりに出場した日本は1次リーグ初戦のスウェーデンに0-1で惜敗した後、第2戦ロシア、第3戦ドイツにも負けて3連敗。その後の順位決定ラウンドではロシアに敗れ、さらに7位、8位決定戦でドイツにも負けた。5戦全敗で最下位に終わった。
◆18年平昌五輪VTR 2大会連続出場の日本は1次リーグB組初戦のスウェーデンと第2戦スイスに敗れたが、第3戦で韓国・北朝鮮合同チーム(コリア)を4-1で破り五輪史上初勝利を挙げた。順位決定戦に回ると、スウェーデンに2-1で勝利。5、6位決定戦ではスイスに0-1で敗れた。8チーム中6位で大会を終えた。