新種目のジャンプ混合団体で日本(高梨沙羅、佐藤幸椰、伊藤有希、小林陵侑)は1回目で、北京五輪では最後の種目となる高梨沙羅(25=クラレ)がスーツの規定違反で失格となった。1番手として103メートルの大ジャンプでチームに勢いを与えたと思われたが、まさかの失格となった。

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★過去の五輪ジャンプでの「失格」

2006年のトリノ五輪で、原田雅彦がノーマルヒルの予選で規則違反で失格になった。予選通過圏内の95メートルを飛びながら、体重に比べて長すぎるスキー板を使ったと判断された。わずか200グラムの差だった。原田の場合、スキー靴とスーツを合わせ61キロ以上がルール。それが終了後の計測で60・8キロを指した。

原田は「いわゆる失格です。私の初歩的なミスです。残念です」と努めて淡々と語った。

前日の公式練習でも同じ検査を受けてパスしていた。自身で計算し60キロ以上ならOKと判断していたという。五輪出場5度のベテランらしからぬミス、しかも競技人生で初めてという失格を大事な一戦で犯してしまった。