パラ陸上男子走り幅跳びの日本の第一人者、山本篤(35=スズキ浜松AC)が障害者スノーボードの日本代表に選出され、9月2日にニュージーランドで行われるワールドカップ(W杯)に出場することが17日、関係者の話で分かった。今季の成績次第では来年の平昌冬季パラリンピック出場の可能性も出てきた。

 左脚が義足の山本は夏季パラリンピックに3大会連続出場し、2008年北京、昨年のリオデジャネイロ両大会の走り幅跳びで銀メダルを獲得した。今年2月には以前から親しんでいたスノーボードの全国障がい者選手権に出場し、平昌大会を目指す意向を示していた。