パラアイスホッケー日本代表が4日、平昌パラリンピックの出場権を懸けた最終予選が行われるスウェーデンに向けて成田空港を出発した。1998年長野大会から銀メダルを獲得した2010年バンクーバー大会まで4大会連続出場したFW吉川守は「出場権を取って日本に帰ってきたい」と2大会ぶりの本大会出場へ強い意欲を示した。

 約20時間かけて大会が行われるエステルスンド入りし、9日に初戦のドイツ戦を迎える。中北浩仁監督は「体を慣らして、リラックスさせながら(ドイツ戦に)いかせたい。初戦を取るか取らないかが大きいので、着いてからの入りが大事」と話した。

 最終予選は日本を含む5チームが3枠を懸けて総当たり戦で争う。