女子100メートルバタフライ(運動機能障害S10)で池あいり(20=日体大)が1分9秒40で金メダルを獲得した。

2着だったが、レース後に1着で16年リオデジャネイロ・パラリンピック銀メダリストの中国選手の失格が発表されて繰り上がった。「ずっと銀メダルだと思っていたのでうれしい。前半は積極的にいけた。1着だった中国選手にも以前よりも近づけたと思う。アジアパラですが、世界レベルで戦えている。こういう大会で結果を残せることが大事」と素直に喜んだ。

失格となった中国選手とは200メートル個人メドレーでも対決する予定。「個人メドレーのバタフライで彼女は修正してくると思うので、しっかり対応したい。自己ベストを出せば、競るレースができると思います」と、このレースで自分の成長を感じていた。