女子走り幅跳び(義足T63)で、アジア記録保持者の兎沢朋美(20=日体大)が4メートル43の好記録で日本選手1位になった。

1回目から踏み切りが合わずに途中から助走を短くするなど苦しんだが、最終6回目にベスト記録をたたき出した。

6月に日体大の遠征で訪れたドイツの大会で100メートル16秒41、走り幅跳び4メートル44のアジア記録を樹立。20日の100メートルではそのタイムに0秒01届かない16秒42、この日も1センチ及ばなかった。

「100も幅もいい記録なんですが、自己ベストを更新できなかった悔しさの方が募ってきています」。東京パラリンピック出場権がかかる11月の世界選手権(ドバイ)へ、さらなるパワーアップを目指す。