16年リオデジャネイロ・パラリンピックの陸上女子400メートル(上肢障がいT47)銅メダリストで、今夏の東京大会出場を目指している辻沙絵(26=日体大大学院)が離婚していたことが5日、分かった。

辻は18年1月28日に一般男性と結婚し、その後は夫の重本姓で競技活動を続けていた。昨年11月の関東選手権(東京・町田)にも同姓で出場していたが、今月20、21日に開催される日本選手権(東京・駒沢)には辻姓でエントリーしている。

辻は日体大入学後の15年にハンドボールから陸上に転向。リオ大会では400メートル銅メダルのほか、100、200メートルで7位入賞。17年の世界選手権(ロンドン)400メートルでも銅メダルを獲得している。