窪田幸太(21=日体大)が男子100メートル背泳ぎ(運動機能障害S8)で東京パラリンピック代表切符を手にした。

窪田は予選で自身が持つ従来の記録を1秒以上更新する1分9秒97の日本新をマーク。派遣基準記録の1分10秒64も突破して初のパラリンピック代表に内定した。「まだ実感がないけれど、9秒台はうれしい。パラリンピックは出るだけでなく、結果を求めたい」と話した。

男子100メートルバタフライ(運動機能障害S8)では荻原虎太郎(18=セントラル)が1分5秒25で派遣基準記録を切り初のパラリンピック出場が内定。女子50メートル自由形(視覚障害S11)の石浦智美(33=伊藤忠丸紅鉄鋼)も31秒20で派遣基準をクリアし、4度目の選考会挑戦にして初のパラリンピック代表を決めた。

男子14、女子13人の代表は24日に発表される。