3月の北京パラリンピックのアルペンスキー女子座位で4種目でメダル(金3、銀1)を獲得した村岡桃佳(25=トヨタ自動車)が14日、リモート取材に応じ、“二刀流継続”を宣言した。

昨夏の東京パラリンピックの車いす陸上女子100メートルで決勝に進出して6位入賞している村岡は、北京パラを「二刀流の集大成」と語っていたが、「この3年間で陸上もスキーもどちらでも魅力、楽しさを見いだすことができて、両方大事だと感じた。もっと速くなりたいという意欲が湧いてきた。二刀流の第二章のスタートを切ろうと思った」と語った。

車いす陸上で24年パリ夏季大会、アルペンスキーで26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季大会と、2度目の夏冬パラリンピック連続出場を目指す。昨年の東京大会までと同じように、岡山県を車いす陸上の練習拠点にして、再スタートの第1歩として5月14、15日に京都市で開催されるパラ陸上のジャパンパラ大会に出場する予定。