【イチロー大相撲〈30〉】焼肉で広げたい人と人の縁 元松鳳山インタビュー(下)

元小結松鳳山の松谷裕也さん(40)は、焼き肉店をきっかけに大相撲に興味を持つ人が増えることを願っている。

5月に「焼肉ホルモン松鳳山」が千葉県船橋市にオープン。店の繁盛だけでなく、広い視野に立ってアイデアを練っていた。

大相撲

焼肉ホルモン松鳳山の店内の様子

焼肉ホルモン松鳳山の店内の様子

スタイリッシュな店内

―店内のレイアウトは、どのように考えましたか。化粧まわしが飾ってあったり、相撲ファンが楽しめる作りになっています

「化粧まわしは飾りたかったので、棚を作りました。締め込みの長さを合わせる時に切った端切れで、財布を作りました。それも飾ってあります。三賞のトロフィー、断髪したマゲもあります」

―店内はスタイリッシュですね

「本来は煙モクモクの大衆店の感じが好きなんすよ。好きな壁紙を選んでいったら、こんな感じになりました。壁はコンクリート打ちっぱなしではなく、打ちっぱなしの感じの壁紙なんですよ。これに対して、(棚の)木目調がめちゃくちゃ映えるんですよ。和のテイストも取り入れたかったんで」

―「焼肉ホルモン松鳳山」の文字は、誰が書いたんですか。

「従兄弟に書道家がいるんですよ。幕田魁心さんに書いてもらいました」

「焼肉ホルモン松鳳山」のロゴとイラスト

「焼肉ホルモン松鳳山」のロゴとイラスト

―琴剣さんの絵も使っています

「知り合いの方がゴルフコンペの景品を作りたいから、誰か松鳳山の絵を描いてくれないかという話をしていました。ちょうどその時、琴剣さんと対談をしたばかりだったので、電話でお願いしました。コンペの景品でTシャツを作りたいので、描いて欲しいと。食事をしている時に電話でお願いをしたのですが、その食事中にすぐ描いてくれて連絡がきたんですよ。店をやる時は、絶対に琴剣さんのイラストを使おうと思っていました」

―その時のイラストが、これですね。琴剣さんも船橋在住でした。立地も字もイラストも、すべてがいい感じでつながりましたね。

「つながりましたね」

―ファンの方は、お店で松谷さんと会えますか

「しっかり会えますよ」

―写真やサインはお願いできますか

「全然、普通にいけます」

―5月に開店したわけですが、今後の夢はありますか

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スポーツ

佐々木一郎Ichiro Sasaki

Chiba

1996年入社。特別編集委員室所属。これまでオリンピック、サッカー、大相撲などの取材を担当してきました。X(旧ツイッター)のアカウント@ichiro_SUMOで大相撲情報を発信中。著書に「稽古場物語」「関取になれなかった男たち」(いずれもベースボール・マガジン社)があります。