皆さま、こんにちは。2022年後期適用勝率で初めて1位になれました。1度は取りたかったので、すごくうれしいです。

自分の励みになりますし、ファンの方へ、レーサーとして貢献できたことが一番だと思います。すごく名誉ですし、また頑張る材料にもなります。今期もこの調子で頑張っていきたいです。

今月はオールスターがあります。たくさんの投票をしていただいた感謝の気持ちを感じて頑張りたいと思います。

オールスターといえば、群馬では山崎智也さん(98、06、15年優勝。ファン投票1位は4度)ですよね。引退の知らせはさみしかったですが、これからの人生を楽しんでいただきたいと思います。


15年グランプリで優勝した山崎智也(中央)とともに喜ぶ、2着の毒島誠(左)と3着の石野貴之(右)
15年グランプリで優勝した山崎智也(中央)とともに喜ぶ、2着の毒島誠(左)と3着の石野貴之(右)

山崎さんは僕がデビューしたころからバリバリ全開! 目標というレベルではなく、ファンのみなさんと同じ、超スーパースターという目線、感覚でした。本当に光っていました。

思い出はいっぱいあり過ぎて、どれとかはないんです。でも、周りに怒ることなく、人のせいにせず、レースに向き合っていたと思います。

若いころを知る関係者さんには「あいつは超乗っていたから」と誰よりも練習していたと聞いていました。それ(練習)を見習いなさい、と。そのおかげで僕も同世代より乗ったと思います。おかでの所作、お互い独自にプロペラを調整しながらも確認作業をさせていただき、方向性が分かることがありました。

思い出のレースは15年のグランプリ優勝戦のワンツーです。

それと僕がデビュー2、3年目。まだA1級ではないころに、1度、山崎さんをまくったことがあります。当時は周りも大騒ぎ。「あいつをまくったのか!」「大金星だよ」と言われたのを覚えています。初めてレースで前を走れたことは、すごくいい思い出です。(ボートレーサー)