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G1 オールスター

展望

精鋭そろった5日間の激闘に注目

 第58回オールスター競輪(G1)が9月19日から松戸競輪場で開催される。2年連続3度目の優勝を狙う武田豊樹(41=茨城)、4年ぶりの制覇をにらむ浅井康太(31=三重)、復活をかけるファン投票1位の深谷知広(25=愛知)らトップレーサーが、5日制の激闘に挑む。

混戦必至も武田豊樹の底力を重視

 KEIRINグランプリ(GP)をにらんだ後半戦の天王山は波乱含みだ。連覇を狙う武田は、サマーナイトフェスティバルの準決で落車を喫した。2年連続3度目のファン投票1位で初日ドリームレースからスタートする深谷も、同シリーズでは機動力が安定しないままだった。平原康多は7月の練習中に右腕を骨折し、長欠明けで未知数の部分があるし、主役争いは混沌(こんとん)としている。

 それでも武田への期待感は大きい。不安要素や逆風の中、リカバリー能力をフルに発揮して、きっちり仕上げてくるのは間違いない。武田や平原の出来次第で、神山雄一郎との鉄の関東結束が復活する。

 深谷にとっては試練の5日間だが、浅井は好調をキープしている。例年後半戦に強く、サマーナイトフェスティバルで連勝したスピードを武器に、GP切符獲得も可能だ。  近畿勢の巻き返しが注目される。サマーナイトフェスティバルで不発に終わった脇本雄太が先行力を取り戻せば、稲垣裕之、川村晃司ら機動型をリードする村上義弘が2度目の頂点をつかむか。

 リベンジへ気合が入る新田祐大、山崎芳仁ら北勢や、中川誠一郎の一発には警戒したい。巧みな位置取りから決め足を発揮する岩津裕介も、V戦線に絡むはずだ。



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