119期のルーキー窪木一茂(32=福島)が晴れ晴れとした表情で前検入りした。

A級2班特昇に王手をかけて臨んだ前回弥彦決勝は、惜しくも2着。「(特昇がかかって)緊張した。準決は力み、決勝では周りが見えず、力を出し切れなかった」と振り返った。

今回は出直しのシリーズ。「早くS級になりたいですからね」と気合を入れている。

16年リオ五輪オムニアムに挑み、現在は中距離ナショナルチームAに所属。3年後のパリ五輪を目指している。東京五輪の女子オムニアムで梶原悠未が銀メダルを獲得した姿を見て、心身をリセットした。

まずは初日チャレンジ予選1R。世界レベルの強地足で押し切るつもりだ。