A級一般1Rは徹底先行タイプ不在で自在型がそろう中、そのレースぶりが注目されたが、最後はバック6番手から赤塚悠人(37=山形)が強烈なまくりを決め、2着の赤松誠一に2車身差をつけて圧勝した。

「朝の練習でホームが重かったので、仕掛けるならバックだなと思ってレースに臨んだ。まあ、それがうまくいきましたね」。実は山形県登録の競輪選手は3人しかいない。赤塚と高橋幸司(A1)、猪野泰介(A3)の3人だ。「山形は広いから3人で練習したのは1回しかないわ」。これからも山形県を代表する機動タイプとして期待は大きい。