屋良朝春(40=沖縄)がA級予選5Rで任せた田代匠が出切れずとみるや、内に切り込み、逃げる岸川哲也の番手を奪取。そのまま2着ゴールで準決進出を決めた。沖縄県中頭(なかがみ)郡北中城(きたなかぐすく)村の村議も務める先生レーサーは「27日までずっと議会。それでも午前中はしっかり練習していたから前回よりはいいと思う」と仕上がりには自信を持っていた。

屋良がスタートを決めて田代を向かい入れ、九州4車が前受けしたが、岸川にたたかれる展開に「突っ張ってほしかった。これでは前を取った意味がない」と若手に辛口のアドバイスを送った。