ナイター競輪祭が最初のヤマ場を迎える。年末のガールズグランプリ(GP)に出場する7人が今夜決定。2つのトライアル(TR)決勝がメインで、ヤマコウ(山口幸二氏=日刊スポーツ評論家)は11Rアメジスト決勝で女王児玉碧衣(26=福岡)が2年連続完全Vを飾るとみた。


絶対女王の児玉碧衣に死角は見当たらない
絶対女王の児玉碧衣に死角は見当たらない

女王・児玉碧衣は2走目も強かった。「先行するのは吉岡(詩織)さんと思ったので、後ろを警戒した」とコメントしたが、他の選手は皆、児玉を意識していた。吉岡の動きに合わせて前に動き、番手に入る。あそこで足を使ったらしいが、それを全く感じさせなかった。これで27連勝。ガールズGPを前に連勝記録を樹立し、伸び伸びと走っている印象だ。

彼女の強さの象徴が体の大きさだ。持って生まれた才能が自転車で花開いた。線が太くないと大きなギアは踏めない。そして乗車フォーム。強い選手のフォームは美しい。自然体で自転車に乗れている。

11R決勝は、同門対決の様相を呈してきた。普段は苦楽を共にする姉妹弟子が、GPの座を懸けて戦うのは本意でないだろうが、自分がどれくらい強いかの座標になる。先行は尾方真生が有力で、大久保花梨は柳原真緒の後ろになるか。児玉の後ろを回っていることも想定したい。

いずれにしても、児玉の上がりタイムが抜けている。ここを優勝してGPに弾みをつけたい。(日刊スポーツ評論家)


ガールズGPトライアル決勝のヤマコウ予想印
ガールズGPトライアル決勝のヤマコウ予想印