◆12R:決勝 東西の準決は白熱したレースが続いた。勝利者インタビューに来る選手は、全員がキツそうな顔で答えたところにも、レースの激しさが想像できた。
残り2周から1周のタイムが23秒台も珍しくない。ジェットコースターのように赤板から進むので、脚力がない選手は淘汰(とうた)されていく。その中で、46歳の佐藤慎太郎の活躍は驚異的だ。さばいて小松崎大地を入れて、4角から中を割って決勝進出。決勝は展開有利を生かせるか。
地元の近畿勢にとって、高松宮記念杯は譲れない大会だ。古性優作は、初日落車のアクシデントをよく乗り越えた。そして、先頭を走る脇本雄太も4連勝で決勝に進んだ。
レースは、対戦相手がいるので、自分のパターンを知られたくないものだ。しかし、脇本は誰が相手でも同じ走りでねじ伏せようとする。白虎賞は、前受けから一瞬突っ張ろうとした。しかし、伊藤颯馬が全力でたたきに来たので、引いて6番手まくり。「自分が残れる距離なら突っ張るし、残れそうになかったら引くだけ」と淡々と私の問いに答えた。
決勝は新山響平が先行で、中団は松浦悠士、その後ろが松井宏佑だろう。中団の選手が焦って仕掛けると、結局、脇本が前団をとらえるだろう。(日刊スポーツ評論家)
【ヤマコウの印】◎(1)脇本雄太 ○(7)古性優作 ▲(5)松浦悠士 ☆(9)新山響平 △(2)郡司浩平 ※()は車番
























