2日目に取り上げた2予A・10Rの太田海也は、自身が危惧していた「レースは水もの」の影響を受けて6着に沈んだ。
「水もの」の部分が2つあった。根田空史が、前受けの新田祐大に突っ張られて後退するところは予想の範囲だったと思う。その後、桑原大志が離れ気味だったので、新田が飛び付いた。ここが1つ目の想定外。
2つ目は、三谷竜生が8番手になったことだ。セオリーなら根田が8番手となり、巻き返すタイミングはもう少し遅くなる。しかし、6番手となったことで、根田の巻き返しが早かった。太田はペースで流したところに、根田が飛んできた。慌てて踏んで合わせたが、三谷を合わせる力は残っていなかった。逆に、三谷は8番手になったことで勝機が訪れた。失敗がまくれる要因になったのは、まさに「水もの」だった。
地元の諸橋愛は準決11Rを走る。1予は深谷知広の番手で1着。2予Aは新山響平-雨谷一樹の3番手から勝ち上がった。雨谷は「番手!」という性格ではないので、諸橋が「回れ」と言ったのだろう。
今節の諸橋は肩の力が抜けている印象だ。「全部勝とうと思っても勝てない」ことが分かって「落ち着いた緊張感の中で走れている」ようだ。ずばぬけた脚力がない限り、全てのレースで1着を取るのは難しい。負けを引きずらないコツは、自分に期待し過ぎないことだと思う。
真杉匠は後手に回らないレースをするので、最終バック2番手、もしくは前団に陣取れる。絶好のチャンスを生かしたいところだ。(日刊スポーツ評論家)
◆ヤマコウの印 ◎諸橋愛 ○真杉匠 ▲郡司浩平 ☆守沢太志 △和田健太郎























