佐藤雅春(30=宮城)がV候補の筆頭になった。S級復帰まであと2週間となり、テンションが上がってきた。

 初昇級した当時は力不足があらわになり、大敗ばかりだったが「あの頃と違って全ての面でレベルアップできている」ときっぱり。言葉通りに動きが軽快。準決8Rは番手が競りの不利をしのぎ、2着に逃げ粘った。「決勝は宇佐見(裕輝)さんへ。3番手は千沢(大輔)。3人で決まるように仕事を」。番手まくりは封印。実力S級の底力を見せる。