長田頼宗(35=東京)が巧みなまくり差しで優出を決めた。準優10R、3コースから先に回った大神康司の内をまくり差した。新開航に競り負けたが、2着は確保した。「複勝率(43・8%)ほどの足はないですね。手前の足は来たけど、直線に入ってからの3速から4速の足が欲しい」。不良航法によるマイナス10点を挽回し、初日ドリーム1枠の責任は果たしたが、優勝へ向けた調整の手をまだ緩めるわけにはいかない。