「男女W優勝戦」女子は、守屋美穂(32=岡山)が逃げ切って今年3度目の優勝を決めた。2着に長嶋万記、3着に大山千広が入った。

12R女子優勝戦の進入は展示では枠なりの3対3だったものの、本番はピット離れの良かった長嶋が動いて、123・645となった。

進入が変わっても、守屋はレースに集中していた。コンマ09のトップスタートを決めると、節一の機力を生かして他を圧倒した。

地元・児島だけあって、緊張感を漂わせて臨んだ優勝戦だった。「ほっとしました。エンジンのおかげです」と伸びもレース足も良かった33号機に感謝する。

次節にSGオールスター(若松)を控える。ドリーム戦では5枠に入る。

「おこがましいけど、たくさんの方に票を入れてもらった。感謝の気持ちをレースで見せたいです」

最高の舞台へ向けて、気を引き締めていた。