ノーハンマー調整が知れ渡る南佑典(34=三重)が、メイン12R選抜で2着と気を吐いた。

30日間のフライング休み明けで迎えた今節。前半3Rは6コースで見せ場なく5着に敗れたが、後半12Rはセンターからツケマイで石塚久也の逃げを追った。スタートタイミングはコンマ17。「様子を見ながらのスタートで、下がらなかった。回ってから進む感じがある」。

好バランスが特徴で、複勝率39・3%の31号機に好感を持った。そして「ペラは何もしてない」と初日の調整を振り返った。

季節が梅雨から初夏へ移り変わろうとして、回転調整に悩むライバルらをよそに、自身はレースに集中する。2日目3、11Rもポイントを稼ぐ。