12R優勝戦は波乱の結末となった。

天野晶夫(47=愛知)が、2Mこん身の差しハンドルで逆転に成功。意外にも17年11月常滑一般戦以来、久しぶりの優勝をもぎ取った。

進入は3対3の枠なり。天野はセンターからまくり差しに構えたが、やや流れた。2コースから差した飯島昌弘(48=埼玉)が、イン先行した大場敏(54=静岡)をバックでつかまえて2Mを先取りしたが、これもターンは流れてしまった。天野はこれを見逃さず、3番手から切り返し気味に絶妙なハンドリングで大逆転。そのままゴールまで駆け抜けた。飯島は惜しくも2着。3着には角谷健吾(48=東京)が入線した。人気を背負った大場は4着に終わった。

天野の次走は、8日から11日まで住之江一般戦に出走予定。