単騎の古性優作(30=大阪)が、21年輪界のヒーローになった。最終2角4番手まくりでグランプリ(GP)初出場制覇を成し遂げ、大逆転で賞金王の座を射止めた。大阪勢のGP制覇は史上初で、10例目(9人目)の年間獲得賞金2億円も達成した。

◆KEIRINグランプリ・リプレー Sを取った郡司に佐藤-守沢、中団に清水-松浦、6番手に吉田-宿口-平原の関東勢。古性は最後方で周回が続いた。赤板後に吉田がスパート。古性まで4車で主導権奪取。後方から清水が仕掛けると古性も自力を発動。番手まくりする宿口を乗り越え、Vゴールを決めた。