デビュー以来、満足のいくコンディションで走れていなかった吉田りんご(21=大阪)が、本領を発揮する。

「20日以上空いて練習はしっかりできた。仕上がりは最近で一番。伊東は展示訓練でしか走っていないけど、唯一の1着(富山)が33だったし、いいイメージで走れそうです」とやる気に満ちていた。

高校までボクシングに打ち込み、120期に適性で合格。自転車競技の経験は他の選手に比べて圧倒的に少ない。「その分、自分には伸びしろしかない。何でもできる選手になりたいので、まずは自力で動いて足を付けたい」。

予1・7Rは、ポジティブ思考になった根性レーサーが前前に動いてレースをかき回す。