池田浩二(44=愛知)が、上平真二(48=広島)との大激闘を制し、約9年ぶり、通算10度目のSG制覇を成し遂げた。決まり手は1周2Mの抜き。2着は上平、3着は道中浮上の赤岩善生(46=愛知)。

注目の進入は、やはり赤岩が大きく前付けに動いた。それでも好枠3艇に譲る気配はなし。最終的に1236・45の4対2となった。向かい風コンディションの中、皆が気迫の踏み込みでスリット隊形はそろい気味。池田が先マイで押し切ると思われたが、上平がバックを鬼足で伸び、2Mを先取り。しかし池田も負けていない。こん身の差し返しで上平に先んじると、執念深く迫る上平をきっちりかわしてゴール。

勝った池田は「久々だったので緊張感も抜けていた。2Mは2番が来てびっくり。差し一本に絞った。ゴールして、やっておこうとガッツポーズしました。宝塚記念のキングオブコージは負けましたけど、(僕は)勝てました。まだまだ賞金を上積みしないといけないけれど、オーシャンカップに出られるのはうれしいです」と喜びを爆発させた。

払戻金は2連単(1)-(2)300円、3連単は(1)(2)(6)1250円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください。選手の表記は支部)