【山本幸史・ヤマを張れ スペシャル】
特選12Rは、SS班7人にヤンググランプリ覇者もいて、濃密なメンバー。ただ、地元地区の代表として挑む2人の言葉を聞くと、素直に本命を打てた。前年覇者の松浦悠士を狙う。
優勝が即グランプリ(GP)とはいかないG2だが、シンプルにして高いモチベーションがある。「地元地区というプレッシャーはないけど、勝ちたいという欲はありますね、今回」。勝てるときに勝つ、それがSSを維持できる秘訣(ひけつ)だ。
前を回る清水も「めったに地元地区でグレードレースがないので、気合を入れて走りたい」と力強く言った。
この日、余裕を持って到着した松浦は「移動するのに近いのがいいですね」と笑った。日ごろ、ビッグレースは遠征が必須の2人。長距離移動は時間、体力の消耗もある。地元地区開催は直前まで調整が可能だ。「夏祭り」の準備は整った。
前回の福井G3は中2日で追加参戦した。ダービー王・脇本雄太との直接対決、そして新たなセッティングを実戦する狙いがあった。準決が悪天候で抽選という誤算はあったが、「サドルを上げてみたが、前なら回しにくかったのが回せるようになった」と、強行軍で得た収穫はあった。
昨年の初日特選、松浦は内に詰まっても慌てず、最終3角まで足をためて一気に突き抜けた。見え見えの東北2段駆けに対し、復活を期す清水裕友が気合駆けで粉砕。そして、最後は松浦が差す。
相手は単騎勢を厚めに、3連単(7)-(4)(1)(5)(3)-(4)(1)(5)(3)(2)の計16点勝負。





















