秋元哲(33=埼玉)が、20年5月以来、約2年3カ月ぶりの地元優出にこぎ着けた。

準優11Rはスタートで後手に回り、差し不発。いったん中団に置かれたものの、道中で2着へ追い上げた。

自身のリズムもやっと上がってきた。本調子ではなかった腰痛などが回復し、食生活やトレーニングを見直した。体重を51キロに増量させ、レースに本来の躍動感が戻ってきた。「ペラはたたいてますよ。今節は伸び寄り。スローだと起こしが付いてこないから、足もスタートもダッシュの方がいい」。5月以降の勝率も6点台へ回復。大外枠でも侮れない存在だ。