12Rで優勝戦が行われ、茅原悠紀(35=岡山)がインからコンマ09のトップスタートを切り、そのまま押し切った。今年は2月の尼崎一般戦以来2度目、通算48度目の優勝を飾った。「ホッとしてます。勝って当たり前の部分がありましたし」。まずは安堵(あんど)の表情を見せた。

4枠山本浩次がチルトを0.5度、6枠の山口達也が同3度に上げ、レース前から波乱ムード。「スタートがみんな放りあいだったので危険でした。僕も様子を見ました」と慎重にかつ冷静に最高のスタートを決めた。2着は立間充宏、3着は村岡賢人が入った。

優勝をわかちあった13号機は「仕上がりは普通」とオール連対で優勝も節間通して辛口表現。「明日があるならどうしたらいいかなと思いながら乗ってました。ターンの押しがもうちょっとでした」と道中も、機力アップについて考えていたという。

次節は23日からの浜名湖SGボートレースメモリアルだ。「(浜名湖は)久々ですが、イメージはできています。SGで頑張りたい。ただそれだけです」と力強く最後を締めた。