日高逸子(61=福岡)は4Rで1着を手にし、公営競技女子最高齢勝利の記録を更新した。引退した鵜飼菜穂子さんの61歳0カ月25日を抜き、61歳0カ月26日となった。シニア競技をのぞく、競馬、競輪、オートレース、ゴルフ、テニス、サッカー、ボウリングなどを含めたプロスポーツ全般で最高齢記録となった。

記録を更新したことについては「モチベーションの1つだったので、素直にうれしいです。まだ、本人は51歳くらいの気持ちでいるので、まだまだ、これからも1着を取りたいです」と喜びを表した。「後輩の女子選手には、この記録を塗り替えるよう頑張ってもらいたいです。すぐにでも寺田(千恵)さんには抜かれそうですね」と締めた。

レースは2コースから発進。道中は1枠・赤沢文香と首位争いへ。2周1Mで赤沢を差し返し、トップ争いを制した。