広瀬将亨(44=兵庫)が軽快な伸びを取り戻した。

準優9Rの1Mは、まくり差し展開をずばり捉えたが、スリット近辺の加速感も際立った。「微調整ですが、ペラをやって。足はいい状態に戻りました。乗り心地は納得できていないので、もう少しバランスを取りたいですね。上位ではなくて中堅上位かな」。自身の評価は辛めだが、優勝戦1枠の長尾章平は「広瀬さんがおらんかったら、自分が節一と言える」と証言。22年10月多摩川以来の優勝へ、2枠からパワー全開だ。